【家族会議】の秘訣!今回は、ずばり結論から行きます!
■今回の秘訣
「信・認・任」が大事! 信じて、認めて、自分でやってもらうと、想像を超えることが起きます!
グッド&ニューを取り入れた「家族朝礼」によって、家族(特に義兄)が劇的に変わったのですが・・どこがどう変わったのか、何が効いたのでしょうか? ※【グッド&ニューで家族朝礼】はこちら→ http://kazokukaigi.com/wp/952/
高校卒業後、自動車部品メーカーに42年間勤めた義兄は、退職後は失業保険をもらいながら、自宅で過ごす日々でした。半年が過ぎる頃には、昼までパジャマのままでベッドで過ごし、ヒゲも剃らずに髪の毛はぼうぼう・・ほとんど「まっくろくろすけ」状態になってしまいました。
義兄は軽い発達障害のようで、退職直後には、まともに平仮名も書けず、漢字は自分の名前を書くのがやっとで、手続きのためにハローワークに行っても、一人では書類も書けませんでした。
また、性格的には、こんな特徴があります。
・初めてのこと(もの、場所、食べ物など)、知らないこと、慣れないことには、すべて拒否反応を示す。
・何か言われると、まず「結構です。」「いいです。」「○○しない。」と拒絶する。
・すべてが他人事で、話を聞かずそっぽを向いている。
そんな義兄が定期的な家族会議と、家族朝礼で大きく変わりました!
自ら「仕事を探しに行く」と言い出し、履歴書を書き、月水金は一人でハローワークに行き、採用面接を受けるまでになりました。
普通に考えれば当たり前のことですが・・当たり前と思わず、根気よく相手を信じて、少しの変化も認めて、自ら動き出すまで待ち、どんなにじれったくとも一つずつ付き合って、覚えて慣れるまで待つ。そこが肝心なことだと思います。
「なぜダメなのか」「どうしてできないんだ」と責めても、いっこうに変わらず、こちらはイライラがつのるばかりです。
「どうすればよくなるか」に向けて、家族朝礼で、毎日のように信じて認めて任せて、自ら動き出すまで待ったことが効いたのだと思います。
こう書くと温厚で忍耐強く見えるかもしれませんが、ポイント(ここが天下の分かれ目)では、ずい分と怒りました。本気で相手のことを考えてですが。それも効いたのだと思います。
前にも書きましたが、【その人の中に、一瞬でも《キラリと光るもの》を見出だしたら、それが《本当のその人》です。信じて、根気よく磨き続けると、一瞬だったキラメキが段々に長くなり、その人の本当の姿が現れてきます。】
※初出はこちら→ http://kazokukaigi.com/wp/569/
義兄の人生もこれからだと思います。新しい体験から学び、少しずつでも成長して、ふさわしい再就職先が見つかるといいなと思います。
■今回の秘訣
信:相手の可能性を信じる
認:相手の良いところを見て心にとめる
任:相手の持ち味を活かして任せる
【中高年家族が幸せに暮らすための【家族会議】の秘訣!】シリーズはこれで再び完結します。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。これからも単発で登場することがあるかもしれませんが、その際はよろしくお願いします。
次回から、【コミュニケーション虎の巻】シリーズを連載します。私が「コミュニケーション」について学んできたこと、気づいたことをシェアしたいと思います。「門外不出の秘伝」かどうかはともかく、何かのお役に立てていただければと思います。
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【家族会議の秘訣】これまでの回は、こちら↓です。
1回目 http://kazokukaigi.com/wp/398/
2回目 http://kazokukaigi.com/wp/420/
3回目 http://kazokukaigi.com/wp/507/
4回目 http://kazokukaigi.com/wp/621/
5回目 http://kazokukaigi.com/wp/659/
6回目 http://kazokukaigi.com/wp/694/
7回目 http://kazokukaigi.com/wp/793/
番外編 http://kazokukaigi.com/wp/569/
続編① http://kazokukaigi.com/wp/854/
続編② http://kazokukaigi.com/wp/952/
アーカイブ: 2014年2月
NEWS!
●公開講座【会議ファシリテーション入門①】を4月20日(日)13:30~16:30に高崎総合福祉センターにて実施決定です。
●公開講座【会議ファシリテーション入門②】を5月25日(日)13:30~16:30に群馬県公社総合ビルにて実施決定です。
●6月以降も、前橋、高崎、他で毎月実施予定です。ご期待ください!
※内容等の詳細は決まり次第お知らせします。
ファシリテーションを学び、活用し、広めようという気運が、群馬県でも高まっています。
2005年に前橋の群馬県公社総合ビルにて【会議上手になるためのファシリテーション講座】を自社開催したのを皮切りに、高崎にて日本ファシリテーション協会の基礎講座と東京支部定例会を2回ずつ招致させていただきました。その成果か、ここ数年、ファシリテーション研修、会議ファシリテーション講座のご依頼や引き合いを、たくさんいただいております。
主な事例として、
1.2012年の7月に高崎の一部上場企業様の研究所にて、75名のメンバーに対しての【会議ファシリテーション1日研修】を行ない、その後のプロジェクト進行に活用していただきました。
2.2013年の2月と7月に□□市社会福祉協議会様の【会議ファシリテーション4時間研修】を、2日x2回に分けて行ない、その後も実務に活かしていただいてます。
3.とくに地元の産業カウンセラーの皆さまからのご要望が多く、定期的にファシリテーション勉強会を行なう計画が進んでおります。
現在進行中の計画は、
1.㈱家族会議の独自プラン
・群馬県内における定期的なファシリテーション勉強会/セミナー等の開催
●公開講座【会議ファシリテーション入門①】を4月20日(日)13:30~16:30に高崎総合福祉センターにて実施決定です。
●公開講座【会議ファシリテーション入門②③】を5月18日と25日(日)13:30~16:30に群馬県公社総合ビルにて実施決定です。
●6月以降も、前橋、高崎、他で毎月実施予定です。ご期待ください!
・その他(皆さまからのご希望によります)
2.FAJ(日本ファシリテーション協会)関連
・群馬サロン立ち上げの可能性を探っています。
・来年3月に計画している高崎での「プチイベント」
(東京支部定例会は高崎にて2度開催)
・ファシリテーション基礎講座(今まで高崎で2回開催)
機は熟してきました!
群馬県で、ファシリテーションを学び、活用し、広めましょう!
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今日から私は【生活ファシリテータ】を名乗り実践することを宣言します!
さて、【生活ファシリテータ】とは何でしょう?
ファシリテータには、会議ファシリテータ、研修ファシリテータ、まち作りファシリテータとか色々あり、分野も「組織系」「社会系」「人間系」がありますが、実は、【生活ファシリテータ】は私が新しく創った言葉なのです。
では、【生活ファシリテータ】とは何かを、言葉の意味から考えて見ましょう。
【生活(せいかつ)とは】生きながらえて活動すること。世の中で暮らすこと。収入を得て暮らすこと。
【ファシリテータ】とは、広い意味では「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をする人」です。
【生活ファシリテータ】とは、「人々の活動(生活)が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をする人」になります。
上の【人々の活動(生活)】とは具体的には、
・生きながらえるために行う様々な活動(食べること、着ること、住まうこと)
・子孫を残すための活動(恋愛、結婚、出産、子育て、扶養)
・貨幣を得る仕事(労働)をして、家計を成り立たせる活動。
・身心の健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事、快適な住環境、十分な教育、レクリエーション、レジャーなどの活動。
・人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出す活動。
・世界を解釈し、表現する活動(哲学、宗教、芸術、祭り・イベント・年中行事など)
・国家の発展、個人の人権・自由の保障、居住の快適さを求める活動。
などが考えらます。
【生活】とは、かなり幅が広い言葉ですね!
今回私が【生活ファシリテータ宣言】をしようと思ったキッカケは、貨幣を得る仕事(労働)をしてきた時間を指折り数えてみたことです。美術から始まり、印刷・デザイン、広告・イベントなど「モノを作って、何かを伝える」仕事に28年、「モノを介さず、何かを伝える」仕事に15年間携わって参りました。
シニア年齢に入り、人生の集大成に向かう時期に、そろそろ「貨幣を得る仕事/ビジネスの世界」から自由になって、生身の等身大の自分が、「生きる」上で関心のあることに焦点を当てていこうと思ったのです。
そのとき頭に浮かんだ言葉が「生活」です。「生活に根ざしたコーチ・ファシリテータになろう!」と決意しました。
そして、生き延びるためにあまり必要ではないような行為・要素、例えば「極端に贅沢な行為」などは「生活」とは呼ばれないので、それ(一攫千金、セレブ生活、)は外そうと思いました。
◆そうは言っても【会議ファシリテーション】に特化した公開セミナーも行なっております。
・自分たちの会議を活性化したい方
・ファシリテーションを体験したい・学びたい・身に付けたい方
・人間関係も業務効率も向上したい方
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「意見出せ 出したら指示が倍返し」(理不尽な上司)
会議で上司に「自由に意見を出してくれ」と言われて、その気になって意見を出したら、上司は不機嫌な顔をして握りつぶし、翌日から理不尽な指示命令の山・・これって、よくあることですね(汗)
こんな会議では、部下は死んだフリして、何も意見は言いません。【物言えば唇寒し秋の風】【口は災いのもと】になってしまいます。
こんな上司には、ぜひファシリテーションを身につけて欲しいです。
ファシリテーションとは、「会議を円滑に行なう方法」でもあります。
会議、ミーティング等の場で、発言や参加を促し、話の流れを整理し、参加者の認識の一致を確認し、合意形成や相互理解をサポートして、組織や参加者の活性化、協働を促進させる手法・技術・行為の総称です。
詳しくは、ファシリテーションとは何か? 何に役立つのか? 【ファシリテーション~実践と学びの日々】③でどうぞ!
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『竹にはフシがある。
そのフシがあるからこそ、竹は雪にも負けない強さを持つのだ。』
~本田宗一郎(本田技研工業の創業者)
・・・竹の構造と柔軟性に着目した、技術出身の経営者らしいお言葉ですね!
・・・私にもたくさんのフシがあります。もっともっと強く生きよう!!
大雪で庭のビワの枝がぽっきり折れました。ツボミをたくさんつけて、開花と結実の準備をしていたのに、残念です。。
冬でも大きな葉を茂らせていたのが裏目に出たようです。
【ファシリテーション~実践と学びの日々】⑤は、「市民参加を進める」がテーマです。
大雪が降った後の近所での出来事です。あまりの雪の多さに、最初の内は行政主体の重機による除雪に期待し、待てど来ない除雪車に不満や不安の声も出ていました。
1日経ち、2日経つうちに、誰からともなく「自分たちでやらなくちゃ」「こういうときはお互い様」の声が起こって、地域の人々が三々五々と集まって、声を掛け合いながらなごやかに雪かきをするようになりました。
みんなで、こつこつと雪かきをするうちに、「重機が入らにゃ無理」「人力では不可能」と思われていた雪かきが、いつの間にかできていました!
ファシリテーションとは、広い意味では「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をすること」です。
「トップダウン」「指示命令」「俺について来い!」型のリーダーや、やり方を教えるティーチャー(教師)がいなくても、雪が降り始めた日から率先して黙々と雪かきをしていた人々や、自分の家への通路だけではなく近所の家の前や道路まで除雪していた人々、声を掛け合い道具を貸し合っていた人々が、自然発生的な無意識のファシリテーションをしていたのかもしれませんね。
ファシリテータをしてありがちなのは、「自分が仕切らなくちゃ!」「自分で答えを出さなきゃ!」と力んで場を支配しようとすることです。すると、必ずのようにメンバーから「あんたがやれば」と反発をかったり、「関係ないや」とやる気をそいだりします。
「空気のような存在が、理想のファシリテータ」と言う人もいるくらいです。
だいぶ前置きが長くなったですが、そろそろ本題の【市民参加を進めるファシリテーション】に入ります。イメージしやすいように、ファシリテータ仲間が行なったある地域の自治会での「地域の人々を元気にし、地域活動をパワーアップする会」の事例からポイントをご紹介します。
・一方的な講演会ではなく、参加者が知り合ったり、話し合ったりする時間もある「参加型」にする。
・参加型の場合は、会場はできるだけゆったりと空間を取り、椅子や机が自由にレイアウトできるようにする。
・参加型に慣れない人が多いので、プログラムは詰め込まないようにし、ひとつのワークにたっぷり時間を取る。
・同じ地区でも意外と話したことがない人が多いので、まずは「知り合う」ことから始め、次に「話し合う」ようにする。
・導入では講師紹介を親しみやすくし、地元ネタや最新の話題などを使って共感を持ってもらい、緊張を和らげる。
・アイスブレーク(緊張をほぐす簡単なワーク)を兼ねて自己紹介ゲームから始める。
・自己紹介の内容は指定したほうが話しやすい。例えば「①名前・住まい、②今の気持ち、③最近はまっていること、④この会に期待すること」を紙に書いてから話す。
・「手をあげる」「席替え・移動・交代する」「歩きながら出会った相手と話す」など、動きを入れる。
・まずはファシリテータがやって見せてから、参加者にやってもらう。
・一人で書き、二人で話し合い、参加者が慣れてきたところで、グループの話し合いに入る。(△いきなりグループだと話しにくい)
・話しやすいテーマから始めて、場が温まったら本題に入る。
・「不満や要望」は脇に置いて、「自分たちにできること」を話し合ってもらう。(「なぜできない!」ではなく「どうやったらできるだろう?」)
・グループでの話し合いが終わったら、全体で共有する。(例えば、各グループの希望者に発表してもらう)
ここまでで参加者の話し合いは終わり、ファシリテータからメッセージを伝えます。
「地域活動の核はコミュニケーションです。お互いにお声を掛けることから始めましょう」
「地域を自分の家と考えて、住みよくするためにじぶんのできることからやりましょう」
これは【市民参加を進めるファシリテーション】のひとつの例です。また、上の写真は私がファシリテータをした地元の中山間地の公民館での参加型セミナーです。話を聞くだけと思って参加した方々が、たいていの場合は、たくさん話せたことで満足し、お互いに知り合えたことを喜んでくれます。(中には「何十年も自治会で一緒だが、こんなに話したことはなかった」という方もいらっしゃいます。)
雪かきの例もそうですが、今、地域の力を活かすことが注目されています。地域の力とは、人と人とのつながりの力だと思います。まず、お互いが知り合い、集い語り合い、コミュニケーションをすることが大切です。そのためには、ファシリテーションが有効です。
※参考書籍「ファシリテーション 実践から学ぶスキルとこころ」鈴木まり子・他著
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こんにちは(^-^)/ 続:中高年家族が幸せに暮らすための【家族会議】の秘訣!をご覧いただき、ありがとうございます。
前回※は、家族会議の進化形の「家族朝礼」によって、家族が劇的に変わった!というお話でした。
今回は、その「家族朝礼」の具体的な進め方「グッド&ニュー」について書かせていただきます。
※前回「その後の家族会議(続:中高年家族が幸せに暮らすための【家族会議】の秘訣!)①」はこちらでごらんになれます。 http://kazokukaigi.com/wp/854/
■前回の秘訣の1.と3.は
1.コミュニケーションは、質よりも量~年1回の家族会議よりも、週1回の話し合い、毎日の触れ合いが大切です。
3.何度言っても分からない、やらない、直らないときは・・根気よく怒らず、相手がその気になるまで待ち、習慣化させる。
でした。
この二つを満たすために、朝礼では「グッド&ニュー」という手法を使いました。
これは私が講師をさせていただいている企業や団体の組織活性化研修で取り入れて、とても好評な手法です。
では、家族朝礼をどのように進めているかをご紹介します。
まず椅子を用意します。メンバーは、ふすまに向かって半円形に座り、進行役は立ちます。ふすまには、カレンダーの裏にマーカーで書いた進行表が貼ってあります。(下の写真)
1~5の順で進めます。
1.元気に挨拶:
進行役が大きな声で「おはようございます!」と言ってから礼をします。全員で声を合わせて挨拶と礼をします。(明るい笑顔、大きな声、お互いの顔を見て、挨拶してから礼をするのがポイントです。)
2.昨日、よかったこと、うれしかったこと、楽しかったこと(グッド&ニュー):
①進行役が読み上げてから発言を求めます。(指名してもいいし、大人数の場合はクッシュボール※を投げて、受け取った人が発言します。)
②発言する人は、大きな声で挨拶し、24時間以内にあった、よかったこと、うれしかったこと、楽しかったことを1分間以内に話します。
③一人が話し終わったら、全員で拍手し、次の人に移ります。
④メンバー全員が終わったら、最後に、進行役が話します。・・・ここまでがグッド&ニューです。
3.昨日やったこと。今日やること。:
順番に発表していきます。特に大事なのは「今日やること」です。予定を共有するとともに、宣言効果で行動を後押しします。(人前で言った以上はやるということです。やらなかった場合は、次回の「昨日やったこと」でチェックできます。)
4.連絡事項の確認:
5.元気に挨拶して終了:・・・ここまで、4人なら5分~10分です。
※これがクッシュボールです。
3の「24時間以内にあった、よかったこと、うれしかったこと、楽しかったこと。」を順番に話して拍手をし合う部分がグッド&ニューですが、これが意外なくらい効果があります。
日本人の特徴なのかもしれませんが、例えば「景気はどうですか?」と問われると、謙遜してか牽制してか「よくないですねえ」と言う傾向があるようです。またどうしても物事の悪い面、暗い面に意識が行く傾向がある方も多いです。
これが毎回「よかったこと、うれしかったこと、楽しかったこと。」を話すようになると、最初はできなくても段々に職場や同僚や上司のちょっとした「よいところ」を見つけるようになります。
また、見方を変えれば「よいこと」はいくらでもあります。(例えばコップに半分水が入っているのを、「半分しかない」と思えばよくないが、見方を変えて「半分もある」と思えばよいことになります。)
その習慣が根付くと、組織は見る見ると望ましい方向に向かいます!
もともとグッド&ニューは、アメリカの教育学者ピーター・クライン氏によって開発された手法で、校内暴力が多発するアメリカの学校で実施し、 学校を短期間で安全に学習できる環境に変え、注目を集めた手法です。下↓の図は、グッド&ニューが載っているピーター・クライン氏の著書です。
このグッド&ニューを取り入れた家族会議の進化形の「家族朝礼」によって、家族(特に義兄)が劇的に変わったのですが・・その話はまた次回に(紙幅がなくなり、ひっぱって、ごめんなさい。)
~この項、続きます。
つぎは「家族朝礼の効果(続:中高年家族が幸せに暮らすための【家族会議】の秘訣!③)」です。「家族朝礼」によって、家族(特に義兄)が、どう変わったのかについて書きます。
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【家族会議の秘訣】これまでの回は、こちら↓です。
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誕生日の前日と当日に思ったことを書き留めました。
Ⅰ.誕生日を迎えるにあたって
『老いを超え、創造性をもって十全に生きることができます。』
いよいよ本格的なシニア年代に入る日に、昨年精読して人生のいくつかの謎が解けた1冊の本を思い出しました。
“シャーマンズボディ”とアーノルド&エイミー・ミンデル夫妻
『「老い」とは、世界から引き離された感覚から始まる。
(中略)
「力」を克服して、世界とのつながりや他の人から重要視されることに興味を失ったとき、もっとも大きな葛藤が浮上する。「一体なぜ、人生を続けるのだろうか? 何のために?」そのときあなたは、悟ったというよりは、つかれているのだ。
(中略)
老いの感覚は象徴的な死へと導く。そのとき、空虚感は創造性に変容する可能性を持っている。再び初心から始めることができるからだ。
(中略)
死ぬことによって、あなたは以前にも増して十全に生きることができるのである。』~「シャーマンズボディ(心身の健康・人間関係・コミュニティを変容させる新しいシャーマニズム)」アーノルド ミンデル著、第7章「盟友」より抜粋
・・・自己認識や柔軟性を獲得する修行の過程で出会う敵として、「明晰さ」「恐れ」「力」そして最後に「老い」があります。「老い」から「象徴的な死」を経て、創造性をもって十全に生きることができる!
これから、あらためて前向きに明るく楽しく生きるための指針となる深い教えです。
※ビビッと来たら、ぜひ読まれてみてください。
http://amzn.to/1eIEFoq
Ⅱ.誕生日にあたって
『働きたい人は気力の続く限り働けばいいのです。そういうシニアが目指すべき働き方を「用心棒」と呼んでいます。
上司ではないので命令はしない。名誉顧問のようにただ鎮座している存在でもない。なかばボランティアだが、命をかけて村を守る。そんな働き方をすれば部下からも慕われるでしょう。
肝心なのは心構えで、認められたい、お金が欲しいとギラギラしないことです。生臭さを消して、ある意味解脱し、若い世代を純粋に支援しようと気持ちを切り替えることが肝心です。』~柴田励司(日本の経営者)
・・・「用心棒」という言葉には違和感がありますが・・上のミンデルの言葉を少し現実的にした言葉に思えます。これもシニア層のひとつの生き方かも知れません。
ファシリテーションは地域経済活性化に役立ちます!(キッパリ!!)さらに、地域経済活性化の切り札になります!
(ファシリテーションとは、広くは「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をすること」、狭くは「会議を円滑に行なう方法」です。)
2月5日に地域経済活性化セミナーに参加しました。 http://on.fb.me/1gLZcKr
そこであらためて痛感したのは、ファシリテーションは地域経済活性化にとっても役立つということでした!ファシリテータを職とするものとしては、「やる気とガッツで」(山本龍前橋市長談)トコトン働かなくちゃと決意しました!
具体的に、「ファシリテーションは地域経済活性化に何が役立つか?」を、地域経済活性化セミナーでの二場邦彦氏の講演と資料、山本龍前橋市長との対談で話された内容から書き出してみたところ、下記の項目の会議や交流の「話し合いの場づくりと促進」に役に立つとあらためて確認しました。
できることがたくさんあるので、地域に根ざしたファシリテータを目指す自分としては、がんばらなくちゃ!
※ファシリテータとしての可能な項目をすべて書き出しましたので、・は読み飛ばしていただいて結構です。
※ファシリテータは、下記の項目それぞれの専門家ではなく、話し合いを舵取りして促進していく役目です。
・地域での仕組みづくりに向けて(の話し合いと合意形成に)役立つ。
・文化性や普遍的な価値観に基づく「信頼の形成」つくりに役立つ。
・トップ集団による協調体制つくりに役立つ。
・イノベーションによる新市場創出のアイデア出しに役立つ。
・人口減少と高齢化の進行に歯止めをかけるのに役立つ。
・国際性に乏しい日本人が、外国人労働者を受け入れる際の、意識改革に役立つ。
・離職率を提言するための意識付けに役立つ。
・さまざまな利害の対立からの、議論による合意作りに役立つ。
・地域企業が「企業の目的」を自覚し、ニーズの実現を追及するために役立つ。
・事実の基づいて組織が集団的に学習し、自律的に問題を解決し自己革新するために役立つ。
・経営理念の、経営者と従業員、さらにはステークホルダー、地域との共有に役立つ。
・職場での支持的関係の成立(情報共有、自由な討論、相互支援)に役立つ。
・他の職場との交流(情報共有、意見交換)に役立つ。
・上司との信頼関係の醸成に役立つ。
・日々に自己変革を積み上げる組織つくりに役立つ。
・売り手ではなく、利用者・生活者の感覚で、ニーズを把握し、実現を追及することに役立つ。
・機能(性能)的な価値から、感性的な価値(意味的・情緒的価値、利用者の満足感)への移行に役立つ。
・1つの目標に向けて、異なる分野の優れた能力を持つ者がオープンな参加の下に対等に協力し合うのに役立つ。
・皆が力を合わせて、うまく行かせることを黒子的に支えることに役立つ。
・地域にある経営資源(特に「人」)を育成・強化することに役立つ。
・企業の自発性の喚起と支援に役立つ。
・産業関係者の交流や情報交換の場づくりに役立つ。
・開かれた講演や経験交流の場づくりに役立つ。
・プラットフォームを置き、機能させる仕組みづくりに役立つ。
・やる気とガッツのある人材を育てることに役立つ。
・若者や従業員に目的意識(何をやって良いか?)を持たせる際に役立つ。
・世代間交流や、社会人と学生との交流などで、情報交換と人的資源(経験、知識、技術等)の促進に役立つ。
だいぶ多くなってしまいましたが、ビビッとくる項目が一つでもあればうれしいです♪
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コミュニケーションの虎の巻
【相手の尊敬できる面を探し、相手より先に褒める。】
「コミュニケーション」とは、人と人との間で、「情報の伝達」、「意志の疎通」、「心や気持ちの通い合い」が行われ、「互いに理解し合う」こと。(wikipediaより)
虎の巻(とらのまき)とは、門外不出の秘伝が書かれている書。(wikipediaより)
幼い頃から人間関係の悩みが多かった私が「コミュニケーション」について学んできたこと、体験から気づいたことを 【コミュニケーションの虎の巻】としてシェアしたいと思います。
「門外不出の秘伝」かどうかはともかく、何かのお役に立てていただければと思います。
では本題に入ります。
コミュニケーションの虎の巻【相手の尊敬できる面を探し、相手より先に褒める。】
『上司や部下に「どうも反りが合わない」と感じたら、尊敬できる面を探し、相手より先に褒めることです。褒められて嫌な人はいません。それどころか、褒めてくれた相手の長所を見ようとするものです。』~[枡野俊明の名言|そりが合わない人との付き合い方]より
この名言↑と同じような例を、コーチングのクライアント*さんとのセッションで経験しましたので、抜粋してご紹介しましょう。(*クライアントとは、コーチを受けるお客様のことです。)
『クライアントは、40歳の女性、婦人服の営業職。新しい店長とうまが合わないことがきっかけで、1対1のコーチングを受け始める。1年半後の現在、店長とのコミュニケーションは飛躍的に改善され、営業成績は全国の営業職600人中の300位から20位へと躍進。
昨年末、その店長の転勤の際に「君と一緒に仕事ができたことは人生の宝」とまで言わしめた。』
この事例で、「飛躍的に改善され、営業成績が躍進した」ポイントは、「上司の尊敬できる面を探し、相手より先に褒める」ことでした。詳しい内容は古いホームページの紹介記事ををご覧ください。
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【コミュニケーション虎の巻】は、コミュニケーション能力向上するためのヒントをお伝えします。
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