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中高年家族が元気に幸せに暮らすための、家族会議の秘訣!④

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【家族会議の秘訣】4回目は、3回目で設定した「自分もメンバーも、ワクワクして、確実にやる気になる目標」を、どんな“やり方”で実現するのか? そのためのアイデア出しのコツです。 
アイデア出しのコツ

※1回目/2回目/3回目は。こちら↓です。
 1回目 http://kazokukaigi.com/wp/398/
 2回目 http://kazokukaigi.com/wp/420/
 3回目 http://kazokukaigi.com/wp/507/

『息子の世話があるから、入院するわけにはいかない!』・・当時84歳の義母が骨折しても入院せず、同居の家族が困り果てたことから始まった家族会議でした。

場づくり、緊張を解く、目的とゴールの共有、現状の確認、目標設定と進み、いよいよ目標を実現するための“やり方”を考えるところまで来ました。遠まわりのようですが、ここまでのステップが大切なのです。

義母の入院中
目標は「義母が安心して入院し、義兄は身の回りのことも町内の役の代行もできるようになり、退院後も母親の世話をして、依存せず支え合って、自立した幸せな人生を送る♡」こと

さらには、「中高年の高齢家族が、誰が生き残っても、健やかに幸せに暮らせるようになる!」ですので、そのためのアイデアを、できるだけ多く出します。

ここで質問です。
大人と子どもの、どちらがアイデア出しが得意でしょうか?

アイデア出し

セミナーなどでこの質問をすると「子ども」というお答えが多いのですが、正解は「大人」なのです。

『アイデアのつくり方』(ジェームス.W.ヤング著)によると、『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』・・・となると、知識も経験も少ない子どもよりも大人のほうが「既存の要素」を多く持っているため、「新しい組み合わせを見つけ出す」のに有利ということになります。

固まりがちの頭をほぐして、新しい組み合わせを見つけていけば、いいアイデアはドンドン出てくるはずです!

頭を柔らかくするために、アイデア出し段階では批判や分析は不要、突飛で意外なアイデアが妙案になる場合も多いです!

※ご参考に【発想やアイデア出しのコツ】
 ★とにかくたくさん出す   
 ★ブレインストーミングをする
  「批判厳禁~判断・結論を出さない」
  「自由奔放~奇抜な考えを歓迎する」
  「質より量~とにかくたくさん出す」
  「結合改善~アイディアを結合し発展させる」   
 ★「ほかには?ほかは?」と質問する

今回は、日常的なことから始めなくてはならないので、下の図のような基本的なアイデアを出しました。
家族会議~どういうやり方があるか? 対策アイデア出し
↑ 図をクリックすると、大きく見やすくなります。

■今回の秘訣
1.目標が共有化されてから、“やり方”について話し合う。
2.アイデアは、ゼロから考えるのではなく、既存の知識や情報を組み合わせる。
3.アイデア出し段階では批判や分析は不要、できるだけたくさん出す。

目標を実現するためのアイデアが出たところで、家族会議もいよいよクライマックス!次は「決めて、やる」意思決定と行動計画の段階です。
~この項、続きます。
つぎは【中高年家族が、元気に幸せに暮らすための、家族会議の秘訣!⑤です。

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