「青~黄~赤」この3色の並びから何を連想しますか?
そうです、信号機です。
青・・・進んでも良い
黄点滅・・・注意して進む
赤・・・止まれ
この3色を使って、会議を円滑に進める方法があるのをご存知でしょうか?
しかも「会議進行の専門技術」が特に無くても、どなたでも、どこにでも導入して、速やかな成果につなげることができます!
まず3色の付箋を使い、
青・・・うまく行っていること
赤・・・うまく行っていないこと
を書き出すことから、会議が始まります。
(黄・・・中間、ニュートラル は、あとで使います)
面と向かっては出せない意見も、書くことで出しやすくなります。
あとは、4つのステップ(現状の確認→目標設定→アイデア出し→行動計画つくり)を順を追って進めて行くだけで、行動計画までできてしまう、【奇跡のような会議プログラム】です!
この【★3c5s会議★】は、3色の付箋(ポストイット)を使い、4つのステップを順を追って進めて行くので、どなたでも、どこにでも導入して、問題解決や目標達成を促して、速やかな成果につなげることができます。
私は、コーチ、研修講師、就活講師、会議の促進役(ファシリテータ)など、長年にわたりコミュニケーションに係わる活動してまいりましたが、講師をした数あるプログラムの中で、最も人気があり、リピート率が高く、しかも成果が出て応用が効くのが【★3c5s会議★】です。
皆さまにもぜひ使っていただきたいので、公開セミナー【★3c5s会議★ 1日で問題解決の糸口が見つかり~目標達成に向けて歩みだせる!】として、6月20日(土)に群馬県前橋市で開催します。(2014年6月と9月、2015年2月と5月に開催した【会議促進術/会議の進め方1日コース】とは、内容がまったく違います。)
【概要】公開セミナー【★3c5s会議★ 1日で問題解決の糸口が見つかり~目標達成に向けて歩みだせる!】
日程:未定 9:30~17:30(受付9:00から)
【会場】群馬県公社総合ビル 5階第4会議室(予定)
(群馬県前橋市大渡町1-10-7 電話 027-255-1166)
アクセス・地図はこちらから
【定員】15名(先着順。満席になり次第、締め切ります。)
【進行役】
加寿 明(かず あきら、CAT組織変革ファシリテータ、他。株式会社 家族会議 取締役副社長)
サポート: せきはた桃子(生涯学習開発財団認定コーチ、三友学習塾 代表)
【費用】*トライアル特別価格 9,800円(税込み、資料「問題解決会議の手引」代含む)
*同一プログラムが、関西・東京では「一般 40,000円 会員 30,000円」で提供されています。
※学生割引もあります。(社会人学生は除く)1,800円割引させていただいて、8,000円(税込み、資料「問題解決会議の手引」代含む)です。
お申し込みはこちらから
※準備中です。もうしばらくお待ちください。
◆主催:株式会社 家族会議/ぐんまファシリテーション実践会
お問い合わせ先:株式会社 家族会議
(〒371-0021 群馬県前橋市住吉町1-1-10
Tel:027-231-0052 Fax:027-231-0050)
★詳細は、ブログでもご覧になれます。
*会議ファシリテーションについて、詳しくは、こちらでご覧ください。
☆株式会社 家族会議のホームページはこちらです。
カテゴリー: ファシリテーション~実践と学びの日々
昔の私は「会議」と聞くと、眠くなったり、誰も発言しなかったり、終わるまで小さくなってたり・・と、あまりいい思い出はありませんでした(汗)
でも今は会議などの「参加型研修」の講師として、全国に「楽しい会議」を広めています!
その秘訣は「ファシリテーション」にあります。皆さまも「会議の進め方(ファシリテーション)」を身につけて、楽しい会議にしましょう♪
そこで、今後の【会議が楽しくなる※※の講座】ファシリテーション関連の公開セミナーをご案内します。
●は㈱家族会議主催/■は他団体主催で加寿が進行役など
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■9月3~4日【伸びる会社の会議の極意 】会議ファシリテーション基本 2日コース
・・・このような会議ができれば会社は伸びます! (進行:加寿)
主催:群馬県職業能力開発協会
※詳細とお申し込みはこちらから
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■10月3日(土)【会議が上手くいく7つのスキル/会議の進め方1日コース@東京銀座】
「短い時間で、全員から意見やアイデアが活発に出て、全員納得で結論に至り、決まったことが進んで実行され、みるみる成果が上がる!」
~会議の進め方(ファシリテーション*)を身に付けて、そんな会議を実現しませんか?
【会場】銀座アントレサロン セミナールーム
※●詳細とお申込みはこちらから
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2016年
■3月4日 【新世代のタイムマネジメント研修】目標に向けてエネルギーを高めて行く、タイムマネジメントの四つの世代の活用。 (進行:加寿)
主催:群馬県職業能力開発協会
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●今後も(株)家族会議主催の公開セミナー「会議の進め方1日コース」「3c5s会議」を、定期的に行なう予定です。ブログとホームページでご確認ください。
ホームページ: http://kazokukaigi.com/
ブログ: http://kazokukaigi.com/wp/
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◆主催:株式会社 家族会議/ぐんまファシリテーション実践会
お問い合わせ先:株式会社 家族会議 担当:加寿(かず)明
〒371-0021 群馬県前橋市住吉町1-1-10
Tel:027-231-0052 Fax:027-231-0050
E-mail: kazu@kazokukaigi.com
WEBサイト: http://kazokukaigi.com/
ブログ: http://kazokukaigi.com/wp/
Facebook: http://www.facebook.com/kazu.akila
【ファシリテーション~実践と学びの日々】⑤は、「市民参加を進める」がテーマです。
大雪が降った後の近所での出来事です。あまりの雪の多さに、最初の内は行政主体の重機による除雪に期待し、待てど来ない除雪車に不満や不安の声も出ていました。
1日経ち、2日経つうちに、誰からともなく「自分たちでやらなくちゃ」「こういうときはお互い様」の声が起こって、地域の人々が三々五々と集まって、声を掛け合いながらなごやかに雪かきをするようになりました。
みんなで、こつこつと雪かきをするうちに、「重機が入らにゃ無理」「人力では不可能」と思われていた雪かきが、いつの間にかできていました!
ファシリテーションとは、広い意味では「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をすること」です。
「トップダウン」「指示命令」「俺について来い!」型のリーダーや、やり方を教えるティーチャー(教師)がいなくても、雪が降り始めた日から率先して黙々と雪かきをしていた人々や、自分の家への通路だけではなく近所の家の前や道路まで除雪していた人々、声を掛け合い道具を貸し合っていた人々が、自然発生的な無意識のファシリテーションをしていたのかもしれませんね。
ファシリテータをしてありがちなのは、「自分が仕切らなくちゃ!」「自分で答えを出さなきゃ!」と力んで場を支配しようとすることです。すると、必ずのようにメンバーから「あんたがやれば」と反発をかったり、「関係ないや」とやる気をそいだりします。
「空気のような存在が、理想のファシリテータ」と言う人もいるくらいです。
だいぶ前置きが長くなったですが、そろそろ本題の【市民参加を進めるファシリテーション】に入ります。イメージしやすいように、ファシリテータ仲間が行なったある地域の自治会での「地域の人々を元気にし、地域活動をパワーアップする会」の事例からポイントをご紹介します。
・一方的な講演会ではなく、参加者が知り合ったり、話し合ったりする時間もある「参加型」にする。
・参加型の場合は、会場はできるだけゆったりと空間を取り、椅子や机が自由にレイアウトできるようにする。
・参加型に慣れない人が多いので、プログラムは詰め込まないようにし、ひとつのワークにたっぷり時間を取る。
・同じ地区でも意外と話したことがない人が多いので、まずは「知り合う」ことから始め、次に「話し合う」ようにする。
・導入では講師紹介を親しみやすくし、地元ネタや最新の話題などを使って共感を持ってもらい、緊張を和らげる。
・アイスブレーク(緊張をほぐす簡単なワーク)を兼ねて自己紹介ゲームから始める。
・自己紹介の内容は指定したほうが話しやすい。例えば「①名前・住まい、②今の気持ち、③最近はまっていること、④この会に期待すること」を紙に書いてから話す。
・「手をあげる」「席替え・移動・交代する」「歩きながら出会った相手と話す」など、動きを入れる。
・まずはファシリテータがやって見せてから、参加者にやってもらう。
・一人で書き、二人で話し合い、参加者が慣れてきたところで、グループの話し合いに入る。(△いきなりグループだと話しにくい)
・話しやすいテーマから始めて、場が温まったら本題に入る。
・「不満や要望」は脇に置いて、「自分たちにできること」を話し合ってもらう。(「なぜできない!」ではなく「どうやったらできるだろう?」)
・グループでの話し合いが終わったら、全体で共有する。(例えば、各グループの希望者に発表してもらう)
ここまでで参加者の話し合いは終わり、ファシリテータからメッセージを伝えます。
「地域活動の核はコミュニケーションです。お互いにお声を掛けることから始めましょう」
「地域を自分の家と考えて、住みよくするためにじぶんのできることからやりましょう」
これは【市民参加を進めるファシリテーション】のひとつの例です。また、上の写真は私がファシリテータをした地元の中山間地の公民館での参加型セミナーです。話を聞くだけと思って参加した方々が、たいていの場合は、たくさん話せたことで満足し、お互いに知り合えたことを喜んでくれます。(中には「何十年も自治会で一緒だが、こんなに話したことはなかった」という方もいらっしゃいます。)
雪かきの例もそうですが、今、地域の力を活かすことが注目されています。地域の力とは、人と人とのつながりの力だと思います。まず、お互いが知り合い、集い語り合い、コミュニケーションをすることが大切です。そのためには、ファシリテーションが有効です。
※参考書籍「ファシリテーション 実践から学ぶスキルとこころ」鈴木まり子・他著
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話しやすく成果が上がる会議の進め方(ファシリテーション)を身につける会 には、どなたでも参加できますので、ぜひ【会議のコツ】ファシリテーションを身に付けていただきたいと思います。
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ファシリテーションは地域経済活性化に役立ちます!(キッパリ!!)さらに、地域経済活性化の切り札になります!
(ファシリテーションとは、広くは「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をすること」、狭くは「会議を円滑に行なう方法」です。)
2月5日に地域経済活性化セミナーに参加しました。 http://on.fb.me/1gLZcKr
そこであらためて痛感したのは、ファシリテーションは地域経済活性化にとっても役立つということでした!ファシリテータを職とするものとしては、「やる気とガッツで」(山本龍前橋市長談)トコトン働かなくちゃと決意しました!
具体的に、「ファシリテーションは地域経済活性化に何が役立つか?」を、地域経済活性化セミナーでの二場邦彦氏の講演と資料、山本龍前橋市長との対談で話された内容から書き出してみたところ、下記の項目の会議や交流の「話し合いの場づくりと促進」に役に立つとあらためて確認しました。
できることがたくさんあるので、地域に根ざしたファシリテータを目指す自分としては、がんばらなくちゃ!
※ファシリテータとしての可能な項目をすべて書き出しましたので、・は読み飛ばしていただいて結構です。
※ファシリテータは、下記の項目それぞれの専門家ではなく、話し合いを舵取りして促進していく役目です。
・地域での仕組みづくりに向けて(の話し合いと合意形成に)役立つ。
・文化性や普遍的な価値観に基づく「信頼の形成」つくりに役立つ。
・トップ集団による協調体制つくりに役立つ。
・イノベーションによる新市場創出のアイデア出しに役立つ。
・人口減少と高齢化の進行に歯止めをかけるのに役立つ。
・国際性に乏しい日本人が、外国人労働者を受け入れる際の、意識改革に役立つ。
・離職率を提言するための意識付けに役立つ。
・さまざまな利害の対立からの、議論による合意作りに役立つ。
・地域企業が「企業の目的」を自覚し、ニーズの実現を追及するために役立つ。
・事実の基づいて組織が集団的に学習し、自律的に問題を解決し自己革新するために役立つ。
・経営理念の、経営者と従業員、さらにはステークホルダー、地域との共有に役立つ。
・職場での支持的関係の成立(情報共有、自由な討論、相互支援)に役立つ。
・他の職場との交流(情報共有、意見交換)に役立つ。
・上司との信頼関係の醸成に役立つ。
・日々に自己変革を積み上げる組織つくりに役立つ。
・売り手ではなく、利用者・生活者の感覚で、ニーズを把握し、実現を追及することに役立つ。
・機能(性能)的な価値から、感性的な価値(意味的・情緒的価値、利用者の満足感)への移行に役立つ。
・1つの目標に向けて、異なる分野の優れた能力を持つ者がオープンな参加の下に対等に協力し合うのに役立つ。
・皆が力を合わせて、うまく行かせることを黒子的に支えることに役立つ。
・地域にある経営資源(特に「人」)を育成・強化することに役立つ。
・企業の自発性の喚起と支援に役立つ。
・産業関係者の交流や情報交換の場づくりに役立つ。
・開かれた講演や経験交流の場づくりに役立つ。
・プラットフォームを置き、機能させる仕組みづくりに役立つ。
・やる気とガッツのある人材を育てることに役立つ。
・若者や従業員に目的意識(何をやって良いか?)を持たせる際に役立つ。
・世代間交流や、社会人と学生との交流などで、情報交換と人的資源(経験、知識、技術等)の促進に役立つ。
だいぶ多くなってしまいましたが、ビビッとくる項目が一つでもあればうれしいです♪
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「ファシリテーションとは、容易にすること・促進すること。身近の人々との関係から、国家間の交渉まで、人生と社会のさまざまな局面に役立ちます!」
【ファシリテーション~実践と学びの日々】3回目は、「ファシリテーションとは何か? 何に役立つのか?」です。
※【ファシリテーション~実践と学びの日々】バックナンバーはこちら↓からどうぞ。
1回目 http://kazokukaigi.com/wp/714/
2回目 http://kazokukaigi.com/wp/816/
■ファシリテーションとは?
1回目では、【ファシリテーションとは、広くは「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をすること」、狭くは「会議を円滑に行なう方法」です。】と書きましたが、もう少し詳しく触れてみましょう。
ファシリテーション(facilitation)の元になる言葉ファシリテート(facilitate)は「容易にする」「促進する」「助長する」といった意味をもち、そこから、さまざまな意味と可能性が広がってきました。
ファシリテーションとは、
●人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。
●グループ活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援を行うこと。
●グループの可能性を最大限に活かす力。
●その場におこる様々なことがらをとらえ、個人やグループが何らかの気づきを得ることを助け促進すること。
●会議、ミーティング等の場で、発言や参加を促し、話の流れを整理し、参加者の認識の一致を確認し、合意形成や相互理解をサポートして、組織や参加者の活性化、協働を促進させる手法・技術・行為の総称。
●コミュニケーションの場においては、参加の場を作り、その場を動かす技法。
●「三人寄って」「文殊の智恵」を出すことを促進すること。~複数の人が集まる「場」において、集まった人の総和以上の「何か」が生み出されるように働きかけること。
イメージできたでしょうか? 個人でなく、組織やグループに関わることだということが分かりますね。
ファシリテーションそのものは意外と古く、1960年代~70年代にかけて、教育やビジネスの分野でグループによる学習や会議を効率的に運営する手法としてアメリカで開発され、応用されてきました。
21世紀に入り、社会や経済のの変化がいよいよ激しくなり、企業の変革や新たなビジネスの創造が求められる時代になって、世界的にファシリテーションという言葉が一般的となり、注目されるようになってきたのです。
■ファシリテータ(ー)とは?
ファシリテーションをする人のことをファシリテータ(ー)と言います。日本語にすると会議促進役、一般的には進行役になるのでしょうが、議長や司会とは違います。
さらに大きく違うのが、「トップダウン」「指示命令」「俺について来い!」型のリーダーや、決まった答えを教えるティーチャー(教師)です。
▼リーダー:「統率する」「先頭に立つ」「説得して引っ張っていく」「決断する」
▼ティーチャー:「教える」「指導する」「答えを与える」「助言する」
●ファシリテータ:「支援する」「促進する」「中立・対等な立場」「プロセスを大切にする」「参加のしやすい場を創る」「個々の力を引き出しあう手助けをする」「全体のゴールに向かう」
(※近頃では、指示命令型のリーダーと区別して、ファシリテータ型リーダーという言い方もするようになりました。)
私自身の事例ですが、数年前に10代から70代までの生徒さん20~30人の就職支援クラスを、5校で受け持ったことがあります(上↑の写真)。
年代も性別も学歴も職歴も入校の動機も違う人々に対し、どうやったら目的(半年後に就職できるようにする)を達成することができるでしょうか?上から押し付けても反発されるだけですし、個々の答えもそれぞれ違います。
そこで行なったのがファシリテーションによる授業でした。「教えない」「グループでのディスカッション中心」「自分たちの中から答えを見つける」「多様性からの相乗効果」によってすばらしい成果が上がりました!
それらのエピソードも、具体的なファシリテーションのやり方も、これから書いていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
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各地で行なったファシリテーション・セミナーの様子
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「初めて日本の歴史が【会議】で動いたのが、清須会議であった。」
「清須会議の決め手は、【志しの大きさ】と【視点の高さ】だった。」
【ファシリテーション~実践と学びの日々】2回目は、「清須会議から学ぶ」です。
※「清須会議」とは2013年11月9日公開の映画で、原作小説も出ています。
※歴史上の清須会議(きよすかいぎ:清洲会議とも表記)は、今から432年前、安土桃山時代の1582年7月16日に、尾張国清洲城(愛知県清須市)で開かれた会議です。
織田信長が本能寺の変で亡きあと、織田家後継者および遺領の配分を決定することを目的に開催されました。
織田家家臣の柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興の4人が集まり、前田玄以の会議進行のもとに、会議が行なわれました。
映画のうたい文句は【今、日本史上初めて、会議で歴史が動く!!!】です。
会議のファシリテータ(進行・促進役)でもある私は、本業的な興味を持って映画に行きましたが、映画そのものも面白かったし、色々と考えさせられました。
さて、「清須会議から学ぶファシリテーション」について考える前に、「会議」とは何か?を調べてみましょう。
辞書によると「会議とは、 関係者が集まって相談をし、物事を決定すること。また、その集まり。」です。
そして、「ファシリテーション」とは、広くは「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をすること」、狭くは「会議を円滑に行なう方法」です。
清須会議においては、虚虚実実の駆け引きが会議の前後で行なわれ、取り仕切り役の前田玄以(原作では丹羽長秀が議長役)はいるが、根回しをして、実際の会議の時間外にかなりの部分が決まってる状態で、一見するとファシリテーションが意識されてるようには見えませんでした。
そこで、2つの面から見直してみました。
1.狭い意味の「会議を円滑に行なう方法」から見ると、「まず会議の必要があって、目的とゴールと議題が定まっていて、参加者を選んで、会議の日程・場所とルールを決め、役割りをもって進行し、結論を出し、記録をとって、決まったことを実行する。」という大筋は、まさしく会議ファシリテーションの基本です。
2.広い意味の「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をすること」の面はどうでしょうか?
小説を読み、映画を観て感じた最大の気づきは、「清須会議の決め手は、【志しの大きさ】と【視点の高さ】だった。」ことでした。
日和見的で損得で動く池田恒興、目先の感情とお市の方への恋慕で動く柴田勝家、冷静に客観的に物事を観て大局を判断する丹羽長秀、「天下統一して戦のない世の中を実現すること」を目的とする羽柴秀吉。4人の【志し】と【視点】の差が、会議を制したと思います。(~あくまでも映画と小説からの主観的な感想です。)
図にするとこんな風↑になるのではないでしょうか? 通称「太閤さんのお城」とも呼ばれている大阪城に例えました。高いところに視点をもつほど、広く遠くが見渡せます。
■今回、清須会議から学んだことは、
1.会議進行のスキルや形式も大事だが、もっとも重要なのは【会議の目的とゴール】(何のためにその会議を行い、自分が、自分の周りが、さらには民が、国がどうなったらいいのか)です。そして【志しの大きさ】と【視点の高さ】から、もっとも説得力のある目的とゴールを示したのが秀吉でした。
2.当事者はもちろん、下級武士から庶民から女性たちまで、万遍なくきめ細かくコミュニケーションをとる・・それでいて目的のためには手段を選ばない秀吉(とその妻 寧)の姿がとても印象に残りました。
「戦のない世の中を実現する」ことは「人々の活動が円滑に行われるように、支援をする」ことに連なるのではないでしょうか? 映画と小説の印象によると、【究極のファシリテータ】は秀吉だったのかも知れません!
●いよいよ次回から本格的にファシリテーションについて書かせていただきます。3回目の予定は基本にかえって、「ファシリテーションとは何か? 何に役立つのか?」の予定です。ご期待ください♪
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【ファシリテーション~実践と学びの日々】1回目はこちら↓からご覧ください。
hhttp://kazokukaigi.com/wp/714/
【ファシリテーション~実践と学びの日々】3回目はこちら↓からご覧ください。
http://kazokukaigi.com/wp/885/
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●●ここからは「会議の進め方/ファシリテーション」のご案内です。
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各地で行なったファシリテーション・セミナーの様子
●今後の催しは、ホームページとブログでもご覧になれます。
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*グループ会社【三友学習塾】のホームページはパソコン用とスマホ用からご覧になれます。
正直に言います! 私は会議進行(ファシリテーション)を仕事としていますが、ファシリテーションは日進月歩・・100%理解し切っているとは言えません。
そこで、今年の年頭に決意しました。
「1からファシリテーションを学び直そう!」
そして「トコトン実践しよう!」と(`ω´)キリッ
これから、あらためてファシリテーションの理論やスキルを学び直し、あらゆる機会に実践することを誓います。そして、そこで得た成果を皆さまと共有したいと思います。どうぞよろしくお願いします<(_”_)>
ファシリテーションとは、広くは「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をすること」、狭くは「会議を円滑に行なう方法」です。
◇このブログ 【ファシリテーション~実践と学びの日々】は、こんな人に読んでいただきたい♪
・チームワークがうまくいくようにしたい人。
・会社や組織を自分たちの手で良くしていきたい人。
・多くの人を巻き込み、意見を引き出したい人。
・話し合いをうまく進めたい人。
・全員に納得してもらい、結論を出したい人。
・ダラダラした無駄な会議にウンザリしている人。
・生産的な会議を行なって、成果を上げたい人。
・人間関係を望ましい方向にもって行きたい人。
・その他、会議などでの困った人対策など。
◇こんなことが得られるはずです♡
・上に書いた希望や、問題解決や、目標達成のヒントが得られる内容を目指します!
さてここで私のことを少しだけ・・私は、「会議や参加型研修のプロ」として、会議の進行・促進(いわゆるファシリテーション)や、研修の講師(ファシリテータ)を仕事にしています。
美術、印刷、デザイン・広告業を経て2001年に早期退職して以来、コーチングやキャリアカウンセリングなどを学び、研修、セミナー、ワークショップなどの進行役(ファシリテータ)や講師の仕事をしてきました。
コーチング研修のファシリテータだけでも数百回行ない、基礎演習校においても、10代から70代までの多様な生徒さん達を相手に、年間5校2百日のファシリテータをしました。さらには北海道の足寄町からお呼びいただき、2日間の農業推進会議のファシリテータをしたこともあります。
「(上から一方的に)教えない。押し付けない。考えさせる。」「答えを個人と組織の中から導き出す。」「自発的にやる気になり、行動に移る。」という研修スタイルが『楽しい♪』『あっという間に時間が経った!』などと好評です!
私の学び方の特徴は、「頭で理解するよりは、実践して経験して身体で覚える」ことです。理論や座学だけではなかなか理解できないことが、コツコツ実践することによって時間をかけて身に付きます。
これからブログを通じてお伝えしようとしていることも、本を読み、研修で学び、何度も何度も実践して、ときにはうまく行き、その何倍もうまく行かず、場数(ばかず⇒馬鹿’s)を踏んで少しずつ身につけたものですので、分かりやすいかもしれません。
次回から本編に入ります。2回目の予定は、ただいま上映中の映画「清須会議から学ぶファシリテーション」です。ご期待ください♪ http://kazokukaigi.com/wp/816/
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