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私がルパンの影なのだ。【生きるチカラ/言葉の智から】

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『ルパンが私の影なのではなく、私がルパンの影なのだ。』

~12月11日生まれの推理小説作家 モーリス・ルブランの言葉

モーリス・ルブランは、1941年生まれのフランスの小説家。
怪盗紳士「アルセーヌ・ルパン」の生みの親として知られる。ルブランの「ルパン」は、しばしばイギリスの作家アーサー・コナン・ドイルの生んだ「シャーロック・ホームズ」と対比される。
       ・・・出典 : Wikipedia

モーリス・ルブラン

モーリス・ルブランとルパンの影


モーリス・ルブランの他の言葉
『冒険、それこそアルセーヌ・ルパンの人生です。生きているかぎり、ルパンはあまたの冒険の中心であり、その到達点となる。』・・・出典:「虎の牙」

『女を良く言う人は、女を十分知らない者であり、女をいつも悪く言う人は、女を全く知らない者である。』・・・出典:「怪盗アルセーヌ・ルパン」


加寿の感想と体験
少年時代はホームズ以上にルパン・シリーズを愛読しました。特に「奇岩城」が好きでした。

『(純文学作家から)通俗作家への転向に気が進まないながら、金に困っていたルブランは知恵を絞り、当時ヒットしていたシャーロック・ホームズ物のアンチヒーローとして、軽妙で魅惑的な「泥棒紳士」のアルセーヌ・ルパンを創造したところ、評判を博し、売り上げも上々であったため、以後ルブランは次々とルパンものを書き続け、結果的に作家人生のほとんどをルパンシリーズへ注ぎ込んだ。ルパンは大成功を収め、ルブランに名声と経済的成功をもたらした。』・・・出典 : Wikipedia

純文学作家でありたかったルブランの悩みが『ルパンが私の影なのではなく、私がルパンの影なのだ。』の言葉になったようです。

「ほんとうに自分がやりたいこと」と「お金を稼ぐこと」は、なかなか一致し難いようですね・・

小説『奇巌城』の舞台

小説『奇巌城』の舞台



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