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アーカイブ: 2014年12月2日

『芸術とは調和である。』

~12月2日生まれの画家 ジョルジュ・スーラの言葉

ジョルジュ・スーラは1859年生まれ、新印象派に分類される19世紀のフランスの画家。印象派の画家たちの用いた「筆触分割」の技法をさらに押し進め、点描という技法にたどりついた。時間を要する制作方法に加え、31歳の若さで没したこともあって、作品の数は多くはない。

早世したという点を除いては特に波乱のない平穏な人生を送った。彼は寡黙で内省的な性格であったと言われ、私生活については他人に全く語ることがなかったという。
    ・・・出典 : Wikipedia

Georges Seurat

有名絵画の複製販売「絵画com」より


ジョルジュ・スーラの他の言葉
『芸術はハーモニーだ。
ハーモニーは、色調や陰影や線の対立や一致をたとえて言ったものであり、どんなものが支配的で、光の作用をどう受けているかによって、楽しいとか悲しいとかの組み合わせとして判断できる。』
    ・・・出典 :名言ナビ☆名言データベース

加寿の感想と体験
『芸術とは調和である。』この言葉については、「寡黙で内省的な性格であった」スーラらしいなと思うくらいで、特に言うことはありません。

ジョルジュ・スーラ

「グランド・ジャット島の日曜日の午後」


『スーラは、点描という技法にたどりついた。』
「点描」についてですが、私が大学を休学して入った美學校の立石鐵(鉄)臣先生に教わった細密画の点描を思い出します。

立石先生は国画会所属の画家の傍ら、昆虫標本の細密画を描く仕事をされていました。先生の技法はルーペで昆虫標本を見ながら、ケント紙に透明水彩の点描でコツコツと描いていくもので、気が遠くなるほどの時間と忍耐と繊細さを必要とするものでした。

今でも20代始めのあの時間を懐かしく思い出します。

立石鐵(鉄)臣先生

立石鐵(鉄)臣先生と作品



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