仕事をする上で、効率や生産性や売上数字を追求するのはもちろん大事ですが、そればかりですと、ギスギスして殺伐とした職場になってしまいます。
逆に、人間関係を重視した居心地のよい職場でも、業績が上がらなくては、単なる「仲よしこよし」の「ぬるま湯的な」職場になってしまいます。
さて、どうしたらいいのでしょうか?
少し別の視点から見てみましょう。
このところタイム・マネジメントについての本を読んでいます。その中でヒントになることが書いてあるので、ご紹介します。
『能率や効率というのは、工業産業時代にいかに少ない労力で、より多くの成果を求めるために合理化を徹底したものです。より大きな変革やイノベーションを必要とされる現在の知識情報社会では、もはや通用するものではありません。』
『時代は既に知識労働者の時代へと変わっているのに、私たちの仕事のスタイルや仕事の仕方は、相変わらず、工業産業時代のマネジメント手法をとっている組織やビジネスパーソンが非常に多い。』
『タイムマネジメントにおいてもしかりです。工業産業時代のやり方で、能率や効率ばかりを追い求めても、私たちが心の底から満足し、ビジネスにおいてもプライベートの人間関係においても、真の効果性を発揮することはできません。』
『従来のタイムマネジメントは、「短時間でいかに多くの成果を生み出せるか」、「無駄な時間をいかに過ごさないか」が論点でした。その後の不況や東日本大震災によって、日本人の価値観は大きく変化し、物質から内面、効率から効果や貢献、「私」から「私たち」へと大きく変化を遂げています。今多くの人が、効率や能率だけを追い求める時代は終わったと語っています。』
『これまでのタイムマネジメントは効率化であったが、新しいタイム・マネジメントは、一人ではなく周りの人と行う相乗効果である。』
『他人との関わり合いで成立している社会でのタイムマネジメントは、本人よりむしろ、それを仲介する他人の生産性にも直結します。1人がやれば、それなりに、2人がやれば大分、皆で取り組めば劇的に生産性が上がるでしょう。』
『これからのタイムマネジメントは、自分1人だけ成功すればいいのではなく、周囲の人たちや社会の人たちとの豊かな人間関係を築くことを重視している。』
【結論】
職場においては、売上・生産性・品質管理などのタスク遂行の側面ももちろん大事ですが、それを支えるのが信頼関係・コミュニケーションの側面です。両方の側面を上げて、相乗効果でより望ましい職場を実現しましょう!
上図の「信頼関係の側面」を向上させる「人間関係促進役的なアプローチ」をするのがコーチやファシリテータの役目です。ぜひ、お役に立ててください♪
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アーカイブ: 2014年7月18日
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