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中高年家族が元気に幸せに暮らすための、家族会議の秘訣!①

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私は、十数年前に妻の実家を建て直して、1階に義母と義兄/2階に私と妻の二世帯同居で暮らしております。もうすぐ88歳になる義母を筆頭に、60代と50代、平均年齢が60歳を超える高齢家族です。

お恥ずかしい話なのですが、母と娘、母と息子、兄と妹、義兄と私との関係は、決してうまく行っているとはいえず、ギクシャクして、口げんかが絶えない日々でした。

それが、ある事件で始めた家族会議をきっかけに、見る見ると家族関係がよくなって行きました。

2010年の6月に当時84歳の義母が椅子に座ろうとしたときに、すべって落ち、腰の骨を折りました。
骨折したにもかかわらず、「(独身の)息子(義兄)の世話があるから、入院するわけにはいかない!」と痛さにうなりながらも頑張る義母に、どうしたら安心して入院してもらえるか?を、家族で話し合ったのが家族会議の始まりです。
病院,入院,お年寄り,健康

義母と義兄は会議など無縁のひと・・いきなり本題に入っても固まってしまい、何も意見が出ないか、ワアワアと各自が主張するだけで人の話しを聴かないので、まずは話しやすい空気を作るために、テーブルを囲んでお茶飲み話をしました。

ある程度なごんだところで、椅子を襖の前に移動し半円状に座ってもらい、会議促進役(ファシリテータ*注1)の私がふすまの脇に立ち、まずお集まりいただいたことに感謝し、参加者全員への尊敬の気持ちを伝えてから会議を始め、ふすまにカレンダーの裏紙を貼って、太字マーカーで要点を書きながら会議を進行しました。

・下の図は、そのとき襖に貼って進行に使ったカレンダーの裏紙です。(クリックすると大きくなります)
【家族会議①~始まり】現実の家族の間の家族会議の進行

思わぬところで私の本業が役に立ったのです!

■今回の秘訣
1.いきなり本題に入らずに、緊張をほぐし、ふんい気を和らげるくふうをする。

2.座る位置など、場づくりを工夫する。

3.進行役は、できれば中立の立場の人に任せる。または、中立の立場を取る。

~この項、続きます。
つぎは【中高年家族が、元気に幸せに暮らすための、家族会議の秘訣!②】です。
http://kazokukaigi.com/wp/420/

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