『その当時は母親の仕事とされていたこと、例えば「おむつ替え」を彼はしていました。また性別による役割についても非常に現代的な考えを持っており、 ( 医者だった ) 妻は母親だけであるべきではないと言っていました。彼にとって、自分が育児へ参加するのは当然なことだったのです。』・・・ロールシャッハはイクメンパパだった!
~11月8日生まれの精神分析学者 ヘルマン・ロールシャッハについて語った[ヘルマン・ロールシャッハ公文書博物館]のディレクター、リタ・ジグナー氏の言葉
・・・[心理学史に残る「インクの染み」]より抜粋
ヘルマン・ロールシャッハは、1884年生まれでスイスチューリッヒ出身の精神療法家、フロイト派に属する精神分析家。被験者にインクのしみを見せて何を想像するかを述べてもらい、その言語表現を分析することによって被験者の思考過程やその障害を推定する「ロールシャッハ・テスト」を考案したとして名高い。
・・・ウィキペディアより抜粋
ヘルマン・ロールシャッハについて語ったリタ・ジグナー氏の他の言葉
『ロールシャッハは、何に対しても非常にオープンでとても魅力的な性格でした。彼はどのような事に対しても偏見を持たず、それが彼の多様な研究に現れています。とてもユーモアがあり、直観と科学的手法の尊重の結合が彼の魅力なのです。』
・・・[心理学史に残る「インクの染み」]より抜粋
◆加寿の感想と体験:
(ロールシャッハ・テストの有効性については、賛否両論があるそうですが)私はロールシャッハの人間性について書かれたジグナー氏の言葉に大いに共感しました!
「無名の画家、美術教師であった父のもとに生まれ、」「父に倣って芸術家を志していたが、」「精神分析学に関心を持つようになり、」(・・・ウィキペディアより抜粋)ロールシャッハの経歴と、私の生い立ちが不思議なほどダブります!
私は、教員である両親の共働き家庭に生まれました。芸術家肌で夢見がちで、コミュニケーションが苦手な父の口癖は「もう嫌になった。。教員を辞めたい。」でした。そのせいか、母は一層しっかり者になり、仕事も育児も家事も頑張っていました。
当時は男の子(しかも長男で跡取り息子)は大事にされ、家事などは何もしなくてよかった時代でした。2人の妹は何一つ母を手伝いませんでしたが、私は「母が大変だ」と思って、自発的に手伝っていました。
おかげで料理も掃除も洗濯もできるようになりました。今で言う「家事好き男子」「イクメンパパ」のはしりだったと思います。
また、『ロールシャッハは、何に対しても非常にオープンでとても魅力的な性格でした。彼はどのような事に対しても偏見を持たず、それが彼の多様な研究に現れています。とてもユーモアがあり、直観と科学的手法の尊重の結合が彼の魅力なのです。』は、私の「あり方」の理想でもあります。
上の太字部分は私の本業であるファシリテーターと*しての「あり方」の理想でもあると思います。
*ファシリテーターとは、広くは「人々の活動が円滑に行われるように、中立的な立場から支援をする人」、狭くは「会議を円滑に行なう人」です。
では、ファシリテーターとしての「あり方」とはどのようなものでしょうか ?
ついつい出てしまう「コントロールしよう」とか「目立ちたい」、「賞賛されたい」という意識を無くすとか、「場に寄り添う」「場をホールドする」「場を信頼して任せる」ようにするなどとも言われています。
習うより慣れろ!場数を踏んでぜひ体験していただきたいと思います。
さて、ファシリテーションの場数をどう踏みましょうか?
まずは、特別なスキルや知識がなくても効果的にファシリテーションを活用できる【3色の付箋と4つのステップでの会議活性化の方法】をお奨めします。
それが公開セミナー【★3c5s会議★ 1日で問題解決の糸口が見つかり~目標達成に向けて歩みだせる!】です。
【概要】公開セミナー【★3c5s会議★ 1日で問題解決の糸口が見つかり~目標達成に向けて歩みだせる!】
日程:11月16日(日)9:30~17:30(受付9:00から)
会場:東横イン高崎駅西口Ⅰ 1階会議室(JR高崎駅西口から徒歩3分 群馬県高崎市鶴見町2-2 TEL:027-324-1045) 地図
●詳細とお申し込みはこちらからどうぞ
各地での会議研修の様子
◆主催:株式会社 家族会議/ぐんまファシリテーション実践会
お問い合わせ先:株式会社 家族会議
(〒371-0021 群馬県前橋市住吉町1-1-10
Tel:027-231-0052 Fax:027-231-0050)
★他の催しは、ブログでもご覧になれます。
*会議ファシリテーションについて、詳しくは、こちらでご覧ください。
☆株式会社 家族会議のホームページはこちらです。