「ひたすら話を聴いたら、奇跡のようなことが起きました!」・・コミュニケーション研修2日目の朝、参加の女性が、ニコニコしてとんで来て、嬉しそうに話されました。
実は1日目に、その女性から、こんなお悩みを聞かせていただいていたのです。
「友人の女性が1週間に一度来て、延々と愚痴を言うのです。3時間も愚痴を聞かされるもで、私は『こうした方がいいわ』『ああしなくちゃダメよ』と親身になってアドバイスをしてあげています。」
「すると相手は、『あんたなんかには分からない!』『余計なお世話だ!』と怒り出して、最後は喧嘩別れになる。3時間も我慢して愚痴を聞かされて、喧嘩になるのじゃたまりません。。どうしたらいいのでしょうか?」
そこで、講師をしていた私は、「試しに、何もアドバイスせず、ひたすら聴くことに専念したらどうでしょうか?」と提案したのです。参加者の女性は素直な方で、研修の間の日に相手の女性が来られたので、早速試してみました。
アドバイスも意見もせずに、相手の話しをひたすら聴いたところ、30分で「聴いてくれてありがとう。スッキリして解決策が見つかったわ。あなたのアドバイスは素晴らしいわね!」とお礼を言われて、ご機嫌で帰られたそうです!(何一つアドバイスなどしてないのに・・!)
そんな経緯で、冒頭の「加寿先生、ひたすら話を聴いたら、奇跡のようなことが起きました!」という言葉になるのです。
なぜそんな「奇跡のようなこと」が起こったのでしょうか?
実は、人は皆、話すのも話を聴いてもらうのも大好き、でも本当には聴いてもらっていないのです。だから「本当に聴くこと」ができれば、相手に喜んでもらえて、味方や友達や、よいお客様ができるのです。
では、なぜ「本当には聴いてもらっていない」のでしょうか?
人は相手の話を聞くと、「気のきいたことを言わなくちゃ」「アドバイスをしなくちゃ」「自分の意見を言わなくちゃ」「自分のことも言わなくちゃ」というふうに誤解してしまい、話すことを考えるのに夢中になり、相手の話を本当には聴けないのです。
人が「ねえねえ、話しを聴いてよ」と言ってくるときは、解決策を求めているのでも、意見を言ってほしいわけではなく、「ただ、ひたすら聴いてほしい」場合が多いのです。
だから「ひたすら話を聴くだけで、奇跡が起こる」のです!
*【コミュニケーション虎の巻】は、コミュニケーション能力向上するためのヒントをお伝えします。
*この記事がお気に召されたら、いいね!、シェア、G+1、ツィートなどで応援をお願いします<(_”_)>
★会議もまずは「聴くこと」から・・【会議の進め方(ファシリテーション)】の公開セミナーも行なっています。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
※ここからは、過去に行なったセミナーの例です。ご興味のある方は参考にご覧ください。同内容の出張セミナーも行ないます。ご希望の方は、お気軽にお声掛けください。
ご連絡・お問い合わせは【こちら】からお願いいたします。
★9月21日にイチ押しの【会議の進め方(ファシリテーション)1日コース】が、10月19日には【3時間コース】があります。ご都合がつけばぜひご参加ください。また、ご紹介、シェアをいただくと嬉しいです。
【1日コース】
★アイデアが実行され、成果が上がる★【会議の進め方(ファシリテーション)1日コース】
●特製のトレーニングノート「会議ファシリテーション7つのスキル」(A4版、71頁)を使って、ファシリテーションの基本から【計画のスキル】までを学び、実際に参加者がマイ会議をデザインし、相互に自分たちの会議を望ましいものにして、実践に使えるようにします。
■※どうしても日程の合わない方、遠隔地の方のためには【出前講座】【出張セミナー】もあります。お気軽にお声をお掛けください♪ ご連絡・お問い合わせフォーム
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*この記事がお気に召されたら、いいね!、シェア、ツィートなどをお願いします。
●●ここからは「会議の進め方/ファシリテーション」のご案内です。
話しやすく成果が上がる会議の進め方(ファシリテーション)を身につける会 には、どなたでも参加できますので、ぜひ【会議のコツ】ファシリテーションを身に付けていただきたいと思います。
ブログ【会議のコツ】話しやすく成果が出る会議の進め方 は、こちらからご覧になれます。「いいね!」などのボタンを押していただけると嬉しいです♪
●今後の催しは、ホームページとブログでもご覧になれます。
*会議ファシリテーションについて、詳しくは、こちらでご覧ください。
●株式会社 家族会議のホームページはこちらです。
(〒371-0021 群馬県前橋市住吉町1-1-10
Tel:027-231-0052 Fax:027-231-0050)
◆ご連絡・お問い合わせは【こちら】からお願いいたします。
*グループ会社【三友学習塾】のホームページはパソコン用とスマホ用からご覧になれます。