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良い絵とは、「ああっ」と言うだけで、ものが言えなくなるような絵だ。【生きるチカラ/言葉の智から】

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良い絵とは、「ああっ」と言うだけで、ものが言えなくなるような絵だ。「どうだこうだ」と言える様な絵、言いたくなる様な絵は大した絵ではない。

~11月2日生まれの日本画家 横山大観の言葉

横山大観は1868年生まれの近代日本画壇の巨匠で、岡倉天心の日本美術院創立に参加し中心作家として活躍。明治・大正・昭和の三代にわたり第一線で日本画を革新し続けた。

(加寿:こう書くと順風満帆の大家のように見えますが、実は)大観は菱田春草と共に西洋画の画法を取り入れた新たな画風の研究を重ねた絵画を次々に発表する。しかしその先進的な画風は当時の画壇の守旧派から猛烈な批判を浴び、「朦朧体」(勢いに欠ける、曖昧でぼんやりとした画風)と揶揄された。(加寿:その後、守旧派からの批判を、海外での高い評価を得ることによって乗り越えたのでした。)

横山大観

横山大観



横山大観のその他の名言
『金もうけされるのも結構だが、このへんでひとつ世の中のためになるようなこともやっておいたらどうですか。』注釈:親交が深かった実業家、山崎種二(山種証券創業者)に言った言葉。この言葉がきっかけとなり山崎は後に山種美術館を設立する。

『人間ができてはじめて絵ができる。』

『己が貧しければ、そこに描く富士も貧しい。』

◆加寿の感想と体験:
よくセミナー導入の講師自己紹介で、こんな質問をします。
「私の両親は教員で、親戚も教員が多いです。そして大学は教育学部に入りました。
さて私の最初の職業は何でしょうか?」

素直に「教員」と答えてくれるとうれしいのですが(笑)

実は私の最初の職業は「画家」しかも「日本画家」なのです!

教育学部を休学して東京に出て絵の勉強を始めた私は、学生起業で日本画の複製つくりの仕事を始めました。これが思いのほかヒットしたのですが、その話は別の機会に・・・

日本画の複製つくりの仕事で、最初に扱ったのが大観の富士の絵、一番たくさん複製画をつくったのも大観(次は春草)でした。

そういう訳で、横山大観は私にとって特別な存在なのです♪

横山大観の作品

横山大観の作品



さて、『良い絵とは、「ああっ」と言うだけで、ものが言えなくなるような絵だ。「どうだこうだ」と言える様な絵、言いたくなる様な絵は大した絵ではない。』という横山大観の言葉ですが、なんでも言葉で意味付けして分かった気になる傾向に対する警鐘かも知れませんね。

会議の進行・促進役(ファシリテータ)をやっていても、これはとても大事なことです。会議や研修の参加者の様子や心情を言葉で理解するよりも、感覚や直感で感じ取るほうが重要ですし、会議の進行・促進に役に立つことが多いです。

会議の進め方の公開セミナー【★3c5s会議★ 1日で問題解決の糸口が見つかり~目標達成に向けて歩みだせる!】の中でも、感覚や直感で感じ取る方法を扱います。

【概要】公開セミナー【★3c5s会議★ 1日で問題解決の糸口が見つかり~目標達成に向けて歩みだせる!】
日程:11月16日(日)9:30~17:30(受付9:00から)

会場:東横イン高崎駅西口Ⅰ 1階会議室(JR高崎駅西口から徒歩3分 群馬県高崎市鶴見町2-2 TEL:027-324-1045) 地図

●詳細とお申し込みはこちらからどうぞ

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◆主催:株式会社 家族会議/ぐんまファシリテーション実践会
お問い合わせ先:株式会社 家族会議
(〒371-0021 群馬県前橋市住吉町1-1-10
Tel:027-231-0052 Fax:027-231-0050)

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